
介護職の夜勤が怖いのは危険サイン?限界になる前の3つの選択肢
夜勤が近づくと、胸がザワザワする。
出勤前に動悸がして、「できれば行きたくない」と思ってしまう。
それでも「みんなやってるから」と自分を押さえ込む。
でも――夜勤が怖いのは、甘えなのでしょうか。
結論から言うと、怖いと感じるのは弱さではありません。
ただ、放置すると“当たり前”になって心身が削れていくこともあります。
この記事では、危険サインのチェックと、限界になる前の選択肢を整理します。
夜勤が怖いときに出る危険サイン
「怖い」が続くと、体が先に反応します。
よくあるのはこんなサインです。
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出勤前に動悸がする
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胃が重い/吐き気がする
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夜勤前日に眠れない
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仕事の夢で起きる
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明けでも回復しない(寝てもスッキリしない)
決断チェック(2つ以上で注意)
□ 夜勤が近づくと気分が重い
□ 行きたくないと思う日が増えた
□ 明けでも眠れず回復できない
□ 休日も仕事のことを考えてしまう
□ 「もう限界かも」と一度でも思った
2つ以上なら、気のせいではなく心身のサインかもしれません。
最近ミスが増えている感覚があるなら、こちらも読んでください。
👉 夜勤でミスが増えるのは限界サイン?原因と判断基準
「今すぐ辞める」じゃなくていい。
でも、“今の職場だけが基準”になっていないかは一度だけ確認してほしいです。
私が夜勤を怖いと感じた瞬間(体験談)
正直、最初は「怖い」なんて思いませんでした。
でもある夜、少人数で回していたときに利用者さんの状態が変わり、対応が重なった。
ナースコール。転倒。急変の可能性。
「どこから手をつければいい?」と頭が真っ白になって、心臓だけがドクドク鳴る。
その日から、夜勤前になると体が先に反応するようになりました。
注意
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出勤が近づくと動悸
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帰宅して布団に入っても緊張が抜けない
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目を閉じるとナースコールの音がよみがえる
眠れないこと自体もきつい。
でもそれ以上に、**“夜勤が怖くなっている自分”**がつらかったです。
もしあなたも似た感覚があるなら、まずは「自分を責めない」を最優先にしていいと思います。
夜勤が怖い人がやりがちな3つの失敗
夜勤が怖い人ほど、真面目で責任感が強いことが多いです。
だからこそ、気づかないうちに自分を追い込みます。
失敗①「そのうち慣れる」と押し切る
慣れるのは“夜勤”じゃなく、無理している状態のほう。
怖さを我慢して続けると、緊張が抜けなくなって回復が追いつきません。
失敗②「自分が弱い」と思い込む
夜勤は職場によって負担が全然違います。
体制・回数・休憩・人間関係で、同じ介護職でも“別の仕事”レベルで変わります。
失敗③ 相談できずに抱え込む
相談できる余裕があるなら、もちろん相談は選択肢。
でも「相談するのが怖い職場」なら、環境のほうが問題かもしれません。
ここまで読んで少しでも「今のままでいいのかな」と思ったなら、
**“比べるだけ”**を先にやっておくと気持ちが軽くなります。
夜勤が月6回あると1ヶ月はこうなる

介護施設では、夜勤が月4〜8回という体制も珍しくありません。
仮に夜勤が月6回ある場合、
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夜勤そのものが6日
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夜勤明けでほぼ回復に使う日が6日
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生活リズムを戻す調整日が数日
合計すると、1ヶ月のうち10〜12日ほどが“体を立て直す時間”になる可能性があります。
怖い状態でこの回数が続くと、
「休んだはずなのに疲れが抜けない」
「次の夜勤を考えると気が重い」
が積み重なりやすいです。
一度だけ、今月の夜勤回数を数えてみてください。
その数字が、あなたの余裕を削っていないか。
夜勤が怖いときの対処法と3つの選択肢
いきなり辞めなくていい。
でも、何も変えないのが一番つらい。
現実的な選択肢はこの3つです。
①まずは“体を守る”ことを最優先にする
今すぐできるのは、これ以上削られない工夫です。
ポイント
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夜勤明けは予定を入れない
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スマホを見ず暗い環境を作る
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「眠れなくても横になるだけでいい」と割り切る
完璧に眠ろうとしないこと。
ただしこれは応急処置。根本が変わらなければ限界はまた来ます。
②夜勤回数や配置を相談してみる
職場に余裕があるなら、
ポイント
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夜勤回数を減らせないか
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日勤中心にできないか
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ユニットや担当変更ができないか
相談自体が怖い職場なら、
それはもう環境の問題かもしれません。
③(環境)夜勤が少ない職場へ環境を変える

正直に言うと、怖さが慢性化している人に一番効果が出やすいのはここです。
環境が変わるだけで、眠れるようになった人は本当に多い。
体力が急に増えたわけじゃない。
「夜勤の回数」と「職場の体制」が変わっただけです。
今の職場が基準になっていると、
他の選択肢が見えなくなることがあります。
まずは比べるだけでもいい。
登録=転職ではありません。
「今より少しでも楽な環境があるか」確認するだけでも、気持ちは軽くなります。
(登録30秒/しつこい電話なし)
施設別の夜勤目安(参考)
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特養:月4〜8回が一般的
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老健:月4〜6回
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デイサービス:夜勤なし
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訪問介護:基本夜勤なし
同じ介護職でも働き方は全然違います。
「登録=即転職」ではありません。
“今より条件がいい場所があるか確認するだけ”でもOKです。
このまま続けるとどうなるか
怖さは、慣れるのではありません。
**“当たり前”**になっていくことがあります。
眠れないことも、動悸も、気分の重さも。
「これが普通」と思い込むほど、抜け出しにくくなる。
何もしない=今のしんどさが続く。
でも、今ならまだ選べます。
介護職の夜勤が怖い人からよくある質問(FAQ)
Q1. 夜勤が怖いだけで転職を考えるのは甘いですか?
甘くありません。夜勤は生活リズムだけでなく、精神面にも影響しやすい働き方です。
大事なのは「今すぐ辞める」ではなく、選択肢を持つことです。
Q2. 夜勤が少ない介護職って本当にありますか?
あります。デイサービスや訪問介護は夜勤なしが基本です。施設でも月0〜2回の求人が出ることがあります。
Q3. 転職サイトに登録するとしつこく連絡が来ませんか?
最近は「連絡時間の指定」「電話NG」「LINE対応」などができるところも増えています。合わなければ断ってOKです。
Q4. 登録だけして、転職しなくても大丈夫?
大丈夫です。比較して“今よりマシな環境があるか”を確認するだけでも価値があります。
まとめ
夜勤が怖いのは、弱さではありません。
体と心が出しているサインかもしれません。
短期で体を守る。
中期で相談する。
長期で環境を変える。
今のまま耐えるか、選択肢を増やすか。決めるのはあなたです。
