
介護士が「辞めたいけど言えない」時の対処法7選|即日退職はできる?人手不足でも辞めていい
介護士として働く中で「辞めたいけど言えない」と感じていませんか?
人手不足や人間関係の悩みから、退職を言い出せずに苦しんでいる方は少なくありません。
朝、出勤前に涙が出るあなたへ
もし今、「明日もう無理かも」と感じているなら、こちらも参考にしてください。
介護を1日で辞めたくなる時の考え方と対処法
朝、目が覚めた瞬間から憂うつ。
スマホのアラーム音を聞くだけで、心臓がドクドクする。
制服を見ただけでため息が出る。
「今日もあの職場か…」と思った瞬間、布団から動けなくなる。
利用者さんは嫌いじゃない。
でも、もう限界。
それなのに――
「辞めたい」と言えない。
人手不足だから。
みんな大変だから。
今辞めたら迷惑がかかるから。
そんなふうに、自分の気持ちを押し殺していませんか?
この記事では…
- なぜ「辞めたい」と言えないのか
- それでも辞めていい理由
- 具体的な退職の伝え方
- 引き止められた時の対処法
あなたの心を守るために書きました。
読み終えたとき、
「少し気持ちが軽くなった」と思ってもらえたら、それだけで十分です。
介護士が「辞めたいけど言えない」と感じる理由
まず知ってほしいのは、
「言えないあなたが弱いわけではない」ということです。
辞めたいのに言えないのには、ちゃんと理由があります。
人手不足で裏切る気がする
介護現場は慢性的な人手不足。
自分が抜けたら、誰かの負担が増えるのが分かっている。
だからこそ、
「私が我慢すればいい」と思ってしまう。
でもそれは、あなたが優しすぎるだけです。
利用者さんに申し訳ない
「あなたがいないと困るよ」
そんな言葉を思い出すと、胸が苦しくなる。
けれど忘れないでください。
あなたが壊れてしまったら、誰があなたを守りますか?
上司やお局が怖い
「甘えじゃないの?」
「みんな頑張ってるよ?」
そんな言葉を言われる未来を想像して、
口を閉じてしまう。
否定される怖さが、あなたを縛っています。
もしお局との関係が特につらいなら、こちらも参考にしてください。
次が決まっていない不安
辞めたあとの生活が不安。
収入が止まるのが怖い。
だから動けない。
でもその不安の裏には、
「本当はもう限界」という本音が隠れています。
言えないのは、弱いからではありません。
それだけ追い詰められているというサインです。
実際、介護職は他業種と比べても離職率が高い職種のひとつとされています。
理由として多く挙げられるのが、人手不足や人間関係、夜勤による負担です。
つまり、「辞めたい」と感じること自体が特別なのではなく、
それだけ現場の負担が大きいという現実があるのです。
それでも、あなたは悪くない
ここは、はっきり言わせてください。
あなたが悪いわけじゃありません。
人手不足で苦しいのも、
現場が回らないのも、
空気がギスギスしているのも。
それを全部、あなた一人が背負う必要はありません。
人手不足は「あなたの責任」ではなく「職場の責任」
人員配置を決めるのは、あなたではありません。
採用や教育、働きやすい環境づくりをするのは、会社側の役目です。
もしあなたが辞めただけで崩れるなら、
その職場は、最初から無理な運営をしています。
あなたが優しいから成り立っていただけ。
あなたが我慢した分、問題が先送りされていただけです。
「辞める=逃げ」ではありません
辞めるのは、逃げじゃない。
自分を守るための選択です。
限界を超えてまで頑張ることが正解なら、
壊れてしまった人はみんな「頑張りが足りなかった」ことになります。
そんなの、おかしいですよね。
我慢し続けるほど、心と体は確実に削られる

「まだ大丈夫」
「もう少しだけ」
そうやって耐えるほど、回復は難しくなります。
注意
- 夜、眠れない
- 休みの日も仕事のことが頭から離れない
- 動悸や胃痛が増える
- 笑えなくなる
- 朝が怖くなる
もし、ひとつでも当てはまるなら。
それは「休め」のサインです。
あなたは消耗品じゃない
職場の都合で、あなたの人生がすり減っていい理由はありません。
あなたが倒れても、職場は回ります。
時間はかかっても、どうにかします。
でも、あなたの心と体は、代わりがききません。
大丈夫。
あなたは、辞めていい。
介護士が辞めたいと伝える時のポイント

ここまで読んで、
「辞めていいのは分かった。でも言うのが怖い」
そう感じていませんか?
大丈夫です。
伝え方には“型”があります。
① 伝えるタイミング
基本は直属の上司に、できれば1〜2ヶ月前。
法律上は2週間前でも問題ありません。
ですが、現場的には少し余裕を持つとスムーズです。
タイミングは…
- 業務が落ち着いている時間帯
- できれば対面
これらが理想です。
② そのまま使える退職テンプレ
深く説明する必要はありません。
「一身上の都合により、〇月末で退職させていただきたいと考えています。」
これだけで十分です。
理由を詳しく聞かれても、
「個人的な事情です」と繰り返して問題ありません。
③ 本音は言わなくていい
人間関係がつらい。
夜勤が限界。
給料が見合わない。
本当の理由を全部言う必要はありません。
退職は、あなたの権利です。
許可をもらうものではありません。
④ LINEや電話はアリ?
本来は対面が望ましいですが、
強い恐怖がある場合は電話でも問題ありません。
それすら難しいなら、
まずは「相談があります」とアポを取るだけでも一歩です。
完璧にやろうとしなくていい。
大事なのは、“伝えること”です。
引き止められた時の対処法
退職を伝えたあと、
ほぼ確実に訪れるのが「引き止め」です。
ここで心が揺らぐ人が、とても多い。
でも大丈夫。
想定しておけば、折れません。
「みんな頑張ってるよ?」と言われたら
これは罪悪感を刺激する言葉です。
「自分なりに考えた結果です。申し訳ありません。」
それ以上、説明しなくていい。
比べる必要もありません。
「今辞められると困る」と言われたら
本音でしょう。
でも、それは経営側の事情です。
「ご迷惑をおかけしますが、退職の意思は変わりません。」
繰り返すだけで十分です。
「ボーナスまでいなよ」と言われたら
少し心が揺れる言葉です。
でも考えてください。
ボーナスのために、あと数ヶ月削られ続けますか?
「今回は区切りとして、予定通り退職させてください。」
大切なのは“淡々と”
感情的にならない。
言い訳を増やさない。
討論しない。
「退職の意思は変わりません」
この一文を、静かに繰り返すだけでいい。
あなたの人生は、説得されるものではありません。
どうしても退職を言えない時の選択肢
ここまで読んでも、
「やっぱり言えない」と感じる人もいると思います。
それでも大丈夫です。
言えないのは、あなたの意志が弱いからじゃありません。
怖さが勝つほど、追い詰められているだけです。
まずは「休む」だけでもいい
退職を決める前に、
まずは一度、ちゃんと休んでください。
休むことで、思考が少し戻ってきます。
「今の自分はどれだけ疲れているのか」も見えやすくなります。
1日でもいい。
有給があるなら使っていい。
あなたには休む権利があります。
夜勤で眠れない・限界を感じているなら
夜勤が続き、日中もうまく眠れない。
生活リズムが崩れ、常に頭がぼんやりしている。
それは「気合が足りない」のではなく、体が悲鳴を上げているサインかもしれません。
夜勤がつらくて眠れないと感じている場合は、こちらの記事も参考にしてください。
「体調不良」は十分な理由
心が限界のとき、体も限界です。
眠れない、食べられない、動悸がする。
それは立派な体調不良です。
無理に強がらなくていい。
「体調を崩したので」と言っていい。
ひとりで抱えない
家族、友人、信頼できる同僚。
誰でもいいので、声に出してみてください。
言葉にするだけで、
「自分はここまで限界だったんだ」と気づけることがあります。
もし身近に話せる人がいないなら、
外部の相談窓口や第三者に頼ってもいい。
退職は法律で認められた権利
退職は、会社の「許可」が必要なものではありません。
民法では、期間の定めのない雇用契約の場合、原則として2週間前に退職の意思を伝えれば契約を終了できるとされています。
引き止められたとしても、法律上はあなたに退職の自由があります。
「辞めてはいけない」と思い込む必要はありません。
退職代行という選択肢もある(必要な人だけでいい)
退職代行は、誰にでも勧めたいものではありません。
でも、
注意
- 上司が怖くて話せない
- 引き止めが強くて精神が削られる
- もう会話する気力がない
そういう状態なら、あなたを守る手段になります。
「自分で言えなかったからダメ」ではありません。
守る方法を選んだだけです。
逃げてもいい。
あなたが壊れないことのほうが、ずっと大事です。
辞めたいと感じた時に大切なこと
今のまま我慢し続けた未来を、少しだけ想像してみてください。
朝が来るたびに憂うつになり、
夜も仕事のことが頭から離れない。
体は重くなり、
笑う回数も減っていく。
そしてある日、
本当に動けなくなる。
そこまでいってからでは、回復には時間がかかります。
一方で、動いた未来はどうでしょうか
勇気を出して伝えたあと、
最初は不安でも、少しずつ肩の力が抜けていく。
朝の動悸がなくなり、
休みの日にちゃんと休める。
「自分を守れた」という感覚が、
静かに自信になります。
大きな決断じゃなくていい
いきなり退職を決めなくてもいい。
まずは、
「辞めてもいい」と自分に許可を出すこと。
上司に相談する日を決める。
有給を1日入れてみる。
求人を見るだけでもいい。
小さな一歩で十分です。
あなたの人生は、あなたのもの
職場は、あなたの人生の一部でしかありません。
あなたの人生そのものではない。
人手不足よりも大切なのは、
あなたの心と体です。
どうか、自分を守ってください。
限界まで我慢しなくていい。
あなたは、辞めていい。
辞めたあとが不安なら、「次の環境」を先に見ておくと気持ちが楽になります。
介護の転職サイトおすすめまとめ
よくある質問(Q&A)
Q. 介護士は退職の何日前に伝えればいいですか?
法律上は2週間前に伝えれば問題ありません。
ただし現場の引き継ぎやシフト調整を考えると、1〜2ヶ月前に伝えるのが一般的です。
とはいえ、心身が限界の場合は無理をする必要はありません。
Q. 人手不足でも辞めていいのでしょうか?
辞めていいです。
人手不足は経営側の課題であり、個人が背負うものではありません。
あなたの健康より優先されるものはありません。
Q. 退職理由は本音を言うべきですか?
本音をすべて話す必要はありません。
「一身上の都合」で十分です。
トラブルを避けるためにも、感情的な理由は控えるのが無難です。
Q. 引き止められたら断ってもいいですか?
断って問題ありません。
退職は許可制ではなく、意思表示です。
「退職の意思は変わりません」と繰り返せば大丈夫です。
Q. どうしても言えない場合はどうすればいいですか?
まずは有給を使って休みましょう。
それでも難しい場合は、家族や第三者に相談する方法もあります。
最終手段として退職代行を利用する選択肢もあります。
Q. 介護士は即日退職できますか?
原則として、法律上は2週間前に退職の意思を伝えることで退職できます。
ただし、体調不良やハラスメントなどやむを得ない事情がある場合は、即日退職が認められるケースもあります。
出勤が困難なほど心身が限界であれば、まずは休職や医療機関への相談を優先してください。
無断欠勤はトラブルの原因になるため、可能な限り意思表示は行いましょう。